撒き餌レンズ

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レンズの価値は開放F値で決まる

“レンズの価値は開放F値で決まる”といっても過言ではありません。
開放F値が小さいほど、明るいレンズと呼ばれ、同じISO感度やシャッタースピードでも明るく撮れますし、ボケも大きく綺麗になります。

しかし、むやみやたらに、開放F値の小さいレンズを購入されることはお勧めできません。
開放F値の小さいレンズは、非常に高価であることも多く、サイズも大きく、重いレンズが多いので、特に女性の場合、“買ったはいいけど使わずにしまいっぱなし”ということにもなりかねません。

また、イベント撮影の場合、開放F値の小さい望遠レンズは、重いので走り回って撮影するにも不利ですし、大きなレンズを振り回して周りの方に怪我をさせてしまっては大変です。そもそも、被写界深度のことを考えれば、動体撮影ではあまり小さなF値では、ピント外しが多くなってしまいますので、F値を小さくするメリットもあまりありません。キットレンズなどのF値は、F5.6程度からであることが多いですので、その程度の開放F値で事足りる場合も多いです。

撒き餌レンズとは

じゃぁ、“私はそんなに高価なレンズも買えないですし、そんなに重いレンズも使いたくありませんので、開放F値の小さなレンズはご縁がないですね”と言われると、そんなこともありません。

是非、“撒き餌レンズ”のご購入をご検討ください。

『撒き餌レンズ』とは、釣りなどで獲物をおびき寄せるためにばらまく「撒きエサ」になぞらえて、お手ごろ価格ながら写りのいいレンズのことを言います。

カメラに付属のキット レンズ しか持っていない初心者ユーザーに、交換レンズの楽しさを知ってもらうために考え出されたものといわれ、税込実売3万円程度までの単焦点レンズが多いです。

このクラスのレンズがきっかけになって、いわゆる「レンズ沼」に引き込まれる人も多いせいで、撒き餌と呼ばれ始めたらしいです😅。
メーカーが“うちの撒き餌レンズはこれです”といって売っているわけではございませんのでご注意ください 笑

各メーカーの撒き餌レンズ

各メーカーの『撒き餌レンズ』(と思われるもの)をご紹介します。

メーカーが撒き餌レンズと公称しているわけではございませんので定義も曖昧です。APS-C機専用レンズなども含めると、撒き餌レンズと呼ばれるものはもっとたくさんございます。

Amazonで購入される場合、「発送」だけでもAmazonとなっているものがおススメです。万が一の返品対応なども、その方がスムーズです。
あと、ショップの独自保証よりは、メーカー保証がついているものがおススメです。故障していないまでも、ピント位置が微妙にずれてしまっている「前ピン」「後ピン」状態の場合も、メーカー保証がついていた方がサポートが受けやすいです。

キヤノン(CANON)

キヤノンEF 50mm F1.8 STM

私は現在キヤノンユーザーですが、講座でご紹介しているキヤノンのこの撒き餌レンズは、定価で¥2万を切っていて、ネットでは¥1万5千程度で購入できます。
ただ、お安いだけのことはあって、材質がプラスチック感に溢れていて、AF(オートフォーカス)も遅いです。ただ、ボケの大きな綺麗な写真を撮ることは十分に可能です。私が、ポートレート撮影を始めた頃は、このレンズで撮っていた時期もあるほどです。

キヤノンユーザーであれば、持っていて絶対に損のないレンズです。

フルサイズ機にも、APS-C機にも対応していますが、RFマウントのフルサイズミラーレスには使用できないです。EF-Mマウントのミラーレス(EOS Mシリーズ)で使用するには、『レンズマウントアダプター EF-EOSM』が必要です。

ニコン(Nikon)

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

フルサイズ機(FXフォーマット)でも、APS-C機(DXフォーマット)でも使用できます。
Amazonで購入されるなら、フィルターとのセットがお得ではないかと思います。

ソニー(SONY)

ソニーFE 50mm F1.8(SEL50F18F)

オリンパス(OLYMPUS)

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

ペンタックス(PENTAX)

smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL

smc PENTAX-DA 50mm F1.8

パナソニック(Panasonic)

LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.