【過去写真】星空

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過去写真をご紹介するコーナーの4回目です。

今回は星空の写真をご紹介させていただきます。

ここでご紹介する「星空撮影」は、1つの星や星座をアップで撮るものではなく、星空を風景として撮る、または、星空と風景を撮る、いわゆる「星景写真」ことを指します。

星は動いている(正確には地球が回っているのですけれど)ので、1つの星や星座をアップで撮る場合は、赤道儀という星を追っかけて撮る機材が必要になり、撮影難易度が高くなりますます。

しかし、星景写真であれば、基本さえ覚えてしまえば、さほど高い撮影技術は要求されません。

では、容易に撮れるのかというとそんなことはなく、先日のブログでもお話ししましたが、星空はお天気に恵まれないと撮れません。
その他にもいろいろとシビアな条件があります。光害(街灯りなど)があっても撮れませんし、満月のような明るい天体が空にあっても撮るのが難しいです。
なので、撮れた時の感動は格別のものがあります。
めちゃくちゃテンションが上がります👍

青森県の星空 2017/10/16

私がまだカメラスクールに通っていたころの写真です。

その頃勤務していた会社では、10年に1度程度、長期の休暇をいただける制度がありました。その休暇を利用して、妻と青森県を旅行することにしました。

旅行初日の夜、この日は、わりと雲が多かったですが、なんとか撮影できそうでした。

本当は泊まるペンションから少し離れた場所で撮りたかったのですが、熊が出没するらしく、夜はあまりで出歩かないように指示が出ておりました。🐻

このため、建物の明かりに邪魔はされてしまいますが、ペンション周辺で撮影することにしました。

2017/10/16 青森県の星空

やはり雲は多いですが、何とか撮影することができました。

2017/10/16 青森県の星空

続いて、建物も少し入れて撮影しました。

天の川もなんとか写ってくれています。

明るい星が十字状になっているのは、クロスフィルターというものを使用しています。

私が使用しているのは、「Kenko カメラ用フィルター PRO1D R-クロススクリーン (W) 82mm」です。購入される場合は、ご自分がお使いのレンズのレンズ径に合ったサイズでないと取り付けられませんのでご注意ください。私のレンズの場合、レンズ径は82mmですので、わりと大きい方でお値段が高めです😅 同じフィルターでも径が小さい方が材料費もかからないからだと思いますが、お値段がお安いです。

もう一つ、星空撮影でよく使用するフィルターに、ソフトフィルターがあります。ソフトフィルターは使用するとにじんだ感じになり、鮮明度は落ちてしますのですが、明るい星がよりにじんで、星座などが分かりやすくなる効果があります。

私が持っているのは、「Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロソフトン [A] (W) 82mm」です。こちらも、購入される場合は、ご自分がお使いのレンズのレンズ径に合ったサイズでないと取り付けられませんのでご注意ください。

クロスフィルターとソフトフィルターの2枚重ね技も使えます。ただ、広角レンズで撮る場合は、2枚重ねるとケラレといって、写真の隅にフィルターが写り込んで、周辺減光のように周辺が暗くなる場合がありますのでご注意ください。

翌日はお天気が悪く、残念ながら撮影することができませんでした。

しかし、3日目の夜は、撮影できました。
次回またご紹介させていただこうと思います。

まとめ(撮影ポイント)

  • 星空撮影、いわゆる星景写真は、基本さえ分かってしまえば決して撮影難易度が高いものではない。
  • しかし星空は、お天気や光害など、シビアなコンディションに恵まれないと撮れないので、撮れた時はめっちゃテンションが上がる!
  • 星景写真のアイテムとしては、クロスフィルターやソフトフィルターがある。

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