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2021年5月26日スーパームーンの皆既月食
2021年5月26日はスーパームーンの皆既月食でした。
県内ですが、久々にプチ遠征撮影してきましたので、ご報告します😊
お天気
天体写真で大切なのはお天気のコンディションです。
風景やポートレートは曇っていても撮れますが、天体は曇っていて星が見えなければ撮りようがありません。
数日前の天気予報では、晴れてかなり期待ができるような予報でしたが、どんどん悪い予報に変わっていきました。
地元の市川市の天気の予報がかなり悪くなっていましたので、少しでも晴れ間が望めそうな、九十九里方面にプチ遠征することにしました。
目的地に近づいて、月の出の時刻を過ぎても、一向に月が見えません。
これは無駄足に終わったかなと、かなり寂しい気持ちになりました。
いちるの望みに賭けて、北上することにしました。
そうしてしばらく走るうちに、雲間から月が見えました!
撮影開始
駐車場を探して駐車。
撮影しようと思い空を見上げましたが、月が見えません😅
仕方なく、夜の海を撮りました、・・・。
周りでも撮影されている方がいらっしゃいました。
駐車場に車が来るたびに砂浜が明るく照らされて、撮影の邪魔になりました。
まぁ、駐車場に車を入れるときはお互い様なので仕方ないと思いますが、人によっては、駐車してからもなぜかヘッドライトを付けたままにする人がいて、他の人の撮影の邪魔になっていました。
星空撮影の時は、不用意にライトを付けないことがマナーですので、気を付けましょうね!
そうして、皆既月食の始まりの時刻になっても、皆既月食の始まりの時刻になっても終わりの時刻になっても、月は見えません。😓
こんなこともあるかと、帰ろうかなと思い社内で休憩していたところ、ぼんやりと月の姿が見えるではありませんか!
皆既食が終わって明るくなってきたので、見え始めたようです!😄
部分月食の撮影
雲間に消えたり、雲間から現れたりを繰り返していましたが、何とか撮影できました。
雲のディフューズと、月食の欠け方で、いつもとは異なる、柔らかなうっすら赤みを帯びた月でした。
今回の月食は、地平線に近い部分で食が起こるため、風景と一緒に散れるかもしれないチャンスと聞いていましたので、海と絡めても撮ってみました。
ただ、月が見えだしたのが月食が終わる頃でしたので、かなり高度が高く、望遠系のレンズしか持っておりませんでしたので、イメージと異なってしまいました。
月の暈の撮影
そして、部分食が半分くらいになった時、うっすらと月の暈(かさ)が見えました。
月のまわりに見える、白く明い輪です。これは月暈(つきがさ、げつうん)やハローなどと呼ばれる大気光学現象です。
このような暈(かさ)は、太陽や月に薄い雲がかかった時に見られることがあり、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に屈折されることで発生するんだそうです。
太陽から半径が約22度の円として見られる場合は内暈と呼ばれ、約46度の円として見られる場合は外暈というそうです。
実は、もう帰ろうと思って車に乗り込んでいたのですが、再び外に出て撮りました(笑)
星景写真はお天気次第
星景写真は慣れてしまえば、テクニック的にはさほど難しくないと思います。
しかし、お天気が悪いと撮れませんので、簡単にとれそうでいてなかなか撮れません。
月食のように、何年かに一度しかチャンスが訪れないものはなおさら撮れるチャンスが少ないです。
なので、撮れたときの感動は、他の撮影ではなかなか味わえないものがあります。
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2018年1月31日の皆既月食
せっかくご覧頂いたのに、皆既月食の写真が1枚もないのは申し訳ありませんので、2018年1月31日に撮影した皆既月食の写真を載せておきますね😉