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はじめに
過去写真をご紹介するコーナーの3回目です。
天体写真が続きましたので、自然現象つながりで虹の写真をご紹介します。
自宅ベランダからの虹 2003/06/01
これが私の人生で見た、一番大きなはっきりとした虹です。
夕方にリビングでテレビを見ていたところ、向かいのマンションに夕日が反射して、窓の外がやたら明るくなったのです。
気になって、窓から顔を出したら、巨大な虹が!!🌈🙌
カメラは、「OLYMPUS CAMEDIA C3100ZOOM」というデジタルカメラです。
3メガピクセル・3倍ズームというスペック。今では信じられないほどの低画素ですね。今では、一眼カメラのエントリー機でも24メガピクセル、コンパクトデジカメのエントリー機でも20メガピクセル程度ありますからね。
この写真は、複数枚撮った写真を、Adobe Lightroomでパノラマ合成しています。レンズが交換できない以上、この範囲を撮るには合成しかないです。
太陽は右斜め後ろの低い位置にあります。
基本的に虹は太陽の反対側にできます。
なので、光の向きは順光または斜光になります。
この写真を見て、右端より左端の空の方が青く写っていることにお気づきでしょうか?青空を青く写したい場合は、雲の条件などが同じであれば、逆光より順光のほうが青く写ります。覚えておいてくださいね。
黒部ダムと虹 2004/08/03
これも、「OLYMPUS CAMEDIA C3100ZOOM」で複数枚撮影したものをパノラマ合成しています。
人が多い場所では虹が見えなかったのですが、ちょっと低い場所に移動したらばっちり虹が見えました。🌈🙌
またもや、カメラの時刻がリセットされてしまっていて、きちんと記録されていませんでした。カメラの時刻は撮影前にきちんと合わせましょうね😅
撮影ポイント
虹はすぐに消えてしまうこともありますから、あまり深く考えず、すぐ撮ったほうがいいと思います。
ネットの情報だと、背景が暗い方がいいとか載っていますが、場所を移動しているうちに消えてしまう場合もありますし、カメラの向きによって虹が写らないこともあります。しゃぼん玉撮影のように場所を移動できる場合は、背景が暗い場所を選んだほうが、虹色がはっきり見えるのは確かです。
また、ネットの情報だと、PLフィルター(偏光フィルター)を使ったほうがいいというのも載っています。PLフィルターで虹を濃くすることも薄くすることもできます。ただ、虹の感じが変わりますので、これは好みです。
虹を見つけたら、その場でできる範囲で工夫しましょう。
例えば、いろんなアングルでたくさん撮っておけば、今回私の写真をご覧いただいたように、あとからパノラマ合成することもできます。
ズームレンズでしたら、広角で撮ったり望遠で撮ったりしてもいいでしょう。
虹だけ撮ったり、前景や背景に関連するものを入れてもいいでしょう。
どこかのガラスや、雨上がりであれば水たまりに虹が写っていないかも確認してみましょう。
虹が出ているわずかに時間に、設定にあれこれ時間をかけるよりも、虹がちゃんと見える露出(明るさ)の設定で、いろんなバリエーションを撮られるのがいいのではないかと思います。
PLフィルターを探して装着しているうちに虹が消えてしまったら何の意味もありませんからね。
ただ、写真に正解はありません。
皆さんがそれがいいと思ったら、それを貫いてみてくださいね。
それが、あなたのお写真の個性になり、あなたならではのお写真になると思います。
まとめ
- 虹は基本的に太陽と反対の向きにできる。
- 一般に順光で撮ると色鮮やかに写る。
- 撮影前にはカメラの時刻設定を合わせておきましょう。
- 1枚撮りの他、複数枚撮って、あとでパノラマ合成する手法もある。超広角が実現できる。
- いろんなバリエーションで撮ってみましょう。
- 虹は雨上がりにできることが多いので、水たまりなど、リフレクション(反射)も探してみましょう。