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以前にもご紹介いたしましたが、リンク切れが多く発生しておりましたので更新して再掲させていただきます。
私の講座をご受講されて写真の世界の魅力や撮影の楽しさに気づかれ、一眼カメラをご購入される方もいらっしゃいます。
レクチャーさせていただいた私としては、大変うれしい限りです。
一眼カメラをご購入された後、何を揃えたらよいかよくご相談をいただきます。
一眼カメラを買ったら必要なものについてまとめさせていただきます。
ちなみに、アイキャッチ画像は、f2.8で撮影したもの。
フルサイズ機でf2.8だと、これだけの距離差でもボケます。
写真右のブロアーがかなりぼけていると思います。
お花をマクロ撮影されるとき、ピント合わせがシビアになるのもそういうことです。しべにピントを合わせるのか、花びらのどの部分にピントを合わせるのか、それだけでも写真の印象はすごく変わります。
話が打線してしまいましたので、本題に戻ります。
メンテナンス用品
せっかく綺麗なものを写しても、レンズが汚れていたら残念な結果に終わります。 レンズは常に綺麗にしておきましょう!
ブロアー
レンズ表面についたほこりはブロワーで取りましょう!
レンズにほこりが乗ったまま拭いてしまうと、ほこりでレンズを傷つけてしまうことがあります。必ず最初にほこりを飛ばしましょう!
私は、以下のブロアーを使用しています。
Lサイズのものは自宅用です。
持ち運びにはLサイズはかさばりますので、Mサイズを使用しています。
まずは、Mサイズを購入されるのがよろしいかと思います。
カラーはお好みで。
特に安いものだと、経年劣化で内部がくずれてきて、かえってほこりを吹き付けてしまうことがあるようですので注意しましょう。いずれにしても、消耗品と割り切って、古くなってきたら新品と交換しましょう。
レンズペン・クリーニングクロス
ブロアーでほこりほこりを吹き飛ばしたあとは、 レンズクロスを指に巻きつけ、力を入れずにレンズの中心から周囲に向かって円を描くように軽く拭きましょう。
水滴などがついてしまって、クロスでは取り切れないときは、クリーニングシートなどで拭くと取れます。
私は、レンズペンを使用しています。
若干高価ですが、指紋汚れなども綺麗に落ちます。
いつも、カメラバッグに入れています。
クリーニングキット
あれこれ迷ったら、 あまりお金をかけずに、 以下の程度のクリーニングキットを買ってしまってもよろしいかもしれません。
このクリーニングキットは、ブロワーがちょっと貧弱な気もしますが、Kenko Tokinaは国内の老舗ですので、まあ、安心かと思います。
長いこと使うのではなくて、消耗品として割り切って。
2020/09/09注記
実は、私の講座をご受講された方でこのクリーニングキットを購入された方が、このレンズキットに含まれるレンズペンでレンズを拭くとレンズが逆に汚れるという現象に遭遇されました。その後、交換してもらった品ではそのような現象は見られなかったとのことで、最初の品が返品の再利用品でもあったのかと思い、安心しておりました。
それが、このクリーニングキットを購入されて、本日私の講座をご受講された方が試されたところ、同様の現象に遭遇しました。今回は、私も目の前で見せていただきました。拭くときにキュキュッと音がして、どうも、レンズペンの先端が経年劣化か何かで、本来の品質ではなくなってしまっていて、レンズとの摩擦で黒い汚れがついてしまうようです。その後、付属のクリーニングペーパーでクリーニングしたところ、ペーパーに黒い汚れがたくさんついて、レンズは無事にきれいになりました。Kenko Tokina製は信頼していたのですが、ちょっと残念です。ただ、Amazonは交換や返品に応じてくれるはずですので、その手間が気にならないのであれば、品質に問題ない品が送られてくるかどうか、チャレンジされてみられるのもよろしいかと思います。
SDカード
カメラに付属のSDカードや、お店がサービスでつけてくれた SD カードは容量が少ない場合が多いです。たくさん撮られる方は、容量の大きな SD カードを購入しましょう。
どのくらいの容量が必要かは、お使いのカメラの機種にもよりますし、どのくらいの枚数を撮られるか、画像の保存形式にもよります。
一般的な画像の保存形式はJPEGですが、これはパソコンなどでもすぐに見れるメリットがある反面、あとで写真を仕上げようとすると、加工すればするほど画質が劣化します。
仕上げをしたい場合はRAW形式がお勧めです。RAW形式は加工してもJPEG形式ほど劣化しません。ただ、パソコンなどで見ようとすると専用ソフト(たいていはメーカーが無料で提供しています)が必要で、容量もJPEGの3倍程度必要というデメリットがあります。
私は、JPEGとRAWの両方で記録するようにしていますから、JPEGだけに比べて約4倍の容量が必要になります。
かつて、64GBがお勧めというネットの記事を見て、64GBを2枚使用していましたが、5時間程度撮影していたら、2枚とも満杯になってしまう事件が発生しました。それにこりて、128GBを買い足しましたが、それも不安で、256GBを2枚使用しています。これであれば、1日撮影しても256GBを1枚で撮影できています。もう1枚はSDカードが壊れてしまった場合の予備用です。
私はSanDisk製を愛用していますが、国内正規品は無期限保証がついている反面、お値段が非常に高いです。
私は、お値段が国内正規品の1/4程度の並行輸入品を使用しています。念のため、以下のショップの5年保証がついているものを使用しています。
レビューで偽物が届いたなどというものがございますが、私は偽物に遭遇したことはありませんし、販売がAmazonでなくても、発送がAmazonとなっていれば、最悪の場合でもAmazonが返品・返金対応をしてくれると思います。なので、私はちょっとお値段が高めで心配なものを購入するときは、「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」でなくても、「この商品は、Amazon.co.jp が 発送します。」の表記を確認してから注文するようにしています。実際、この商品ではありませんが、初期不良に遭遇して、 返品・返金対応していただいたことも何度もございます(「Amazon.co.jp が販売」でないと Amazon では交換対応はできませんので、 返品・返金対応してもらって、注文し直す必要はあります)。
このSDカードのすごいところは、以下のカードリーダーを介すと、読み出し170MB/sの高速転送ができて、パソコンへの取り込み時間を大幅に短縮することができることろです。
液晶保護シート
スマホの画面と同様に、一眼カメラも液晶保護シートをつけることをおすすめします。機種にもよりますが、実売価格で¥1,000しないものもあります。
また、一眼カメラはファインダーを覗き込むため、どうしても顔面が液晶画面に当たり、皮膚の油や汚れが液晶画面に付着します。
汚れ防止、傷防止のために、液晶保護シートを貼っておいた方が安心です。
ご自分の機種にあったものを購入してくださいね。
私は、一眼レフカメラ CANON EOS 6D mark IIを使用していますので、以下の液晶保護シートを貼っています。
以下には、CANON EOS R10用のものを掲載しておきます。
ドライボックス
カメラ本体は数年すると故障したり、もっと性能がいい機種が発売されたりして買い替えたくなると思います。
一方、レンズは高価なものが多いですが、きちんとメンテナンスすれば10年以上使えますので、年間当たりの金額にしたらわりとお得感があります。
レンズをダメにしてしまう理由が、落下させて壊してしまうことの他、カビを生やしてしまうことです。
カビを生やしてしまうと高価な修理代がかかります。
きちんとカビ対策をしてあげましょう。
私は、持っているレンズの本数が多いため、防湿庫を使用しています。
既に販売終了しているものですが、¥5万以上しました。
お金をかけずに、ドライボックスで十分です。
プロの方でも防湿庫までは持っていない方も多いと聞きます。
以下のあたりではいかがでしょうか。
防カビ剤とのセットがおすすめです。防カビ剤は1年に1回程度交換します。
プロテクトフィルター
レンズの破損防止に、プロテクトフィルター(保護フィルター)をおすすめします。
モノにぶつけてしまってレンズが割れてしまったらとても悲しいですよね。
破損を完全には防げませんが、 プロテクトフィルター をつけておけば、多少ぶつかった程度では プロテクトフィルター が身代わりになってくれることもあります。写りのことを考えると余計なものをつけないほうがいいので、保護とどちらを優先するかトレードオフではあります。ただ、つけても画質劣化はまず気にならないことがおおいので、つけることをおすすめいたします。
以前は、Kenko製を愛用しておりましたが、最近はMARUMI製を愛用しています。執筆時点で、5%OFFクーポンがあってさらにお得です。
必ずご自分のレンズの口径に合ったサイズのものをご購入ください。
私のメインレンズは、口径が82mmですので比較的高価ですが、口径が小さいレンズでしたらそのぶん、お値段がお安いです。
予備用バッテリー
バッテリーも予備を購入されたほうがよろしいです。
せっかくのシャッターチャンスに、電池切れで撮影できなかったらとても悲しいですよね。
私はメイン機のバッテリーを3本持っています。
互換バッテリーもお安く発売されていたりしますが、バッテリーの持ちが悪かったり、残量表示が正確に表示されなかったり、いろいろ制約があるようです。
まずは、純正品を購入されることをおすすめいたします。
1本は予備で購入し、さらに、本当の非常用として互換バッテリーを購入するのはアリかもしれません。ただ、リチウムイオンバッテリーは発火事故も聞きますので、互換品を購入される場合は、十二分にご注意ください。
あとがき
とりあえず、これだけ揃えればまずは安心です。
あとは、屋外で撮影する場合、カメラバッグもあったほうがよろしいです。
普通のバッグで落下させてしまうと、カメラを破損しやすいです。
カメラバッグに入れておけば、完璧ではありませんが、かなり衝撃を吸収してくれて、破損をかなり防ぐことができます。
撮影に慣れてくる頃には、単焦点レンズや三脚も欲しくなってくると思います。
単焦点レンズについては、「各メーカーの撒き餌レンズまとめ」の記事をご参考にしてください。
三脚やカメラバッグについては、また別の機会にまとめたいと思います。
⇒ カメラバッグについては、「超おすすめのカメラバッグ」の記事を参考にしてください。
では、撮影を楽しんでくださいね♪